育休失敗7「出産」
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ホントに普通の日でした
ある日突然とはこのことですな
「破水」という単語を聞いて頭が真っ白になりましたが、とにかく自分が取り乱したらいけないと思って冷静を意識しました
呼吸って大事、息を吐くの大事
「出ないようおさえる」はバスタオルで出口を抑えるという事です
破水でへその緒が外に出ていたら赤ちゃん死んでたかも
と先生に言われたそうです
妻をあまり動かさず、抑えていたのが良かったのかもしれません
赤ちゃんがへその緒をおさえてくれていたのかも
そんな話もしました
手術は緊急帝王切開だけど横切りでした
手術前にエコーで逆子と心拍を確認した時に心拍がしっかりしていたのも横切りする判断基準だったと思われる
手術を待つ時間は、とても長く感じる2時間でした
私は出産を見てしまうと妻を女性として見れなくなりそうなので立ち合いを希望しませんでしたが、せめて手術室の外にいて終わったら声かけるくらいの事はしたかった
コロナ憎し
私は神様はあんまり信じてないんですけど、色んな所に祈りました
妻の家系?は予定日より早く生まれる家系でして、妻も妻のキョウダイも予定日より1~2週間早く生まれてます
それを見越して予定日の1週間前から休みに入る計画をしていたのですが、まさか4週間も早いとは…
体重は2492g
体重が2500g未満なのでギリギリで「低体重児」の範囲なんだけど、元気なのでNICU(新生児集中治療室)には入れない事になった
ちなみに生まれたての赤ちゃんの平均体重は3000g
2000g未満を「極低出生体重児」
1500g未満を「超低出生体重児」
昔は小さい赤ちゃんを「未熟児」と呼んでいましたが、未熟というのがマイナスな印象を与えるので最近の医療現場では使われなくなっているそうです
体重が平均の子と比べて体重が軽い子は免疫力が低いので感染症や合併症になりやすいです
しかしそういったハンデは体重の増加とともになくなるので、「いずれ無くなる問題ないハンデ」を抱えた子を未熟と呼ぶのはおかしいんじゃないか、そう考えたのかもしれません
そうは言っても体重が軽いと体力も吸う力も弱いです
十分にミルクを飲む前に疲れてしまい、結果として体重が中々増えない可能性があります
(哺乳瓶の乳首も「低体重児用」があります)
心を鬼にして無理にでも飲ませる事と飲ませるテクニックが必要です
初産婦さんはこのあたりが大変なようです
ウチもこれが出来なくて体重が思うように増えず再入院してます
とにかく普通の日でした
以降、コロッケを見るたびに出産の事を思い出します
1歳の誕生日にはコロッケを食べました
事前に入院していたら夫婦で同じ内容の食事を取っていないのでコロッケが記念になることはなかったと思います
なにはともあれ
妻も子も無事でよかった