子どもは古くならない:糸井重里
育児本を探しに行った図書館で出会った本
コピーライターの糸井重里(いといしげさと)さんのTwitterをまとめた本
となりのトトロのキャッチコピー「このへんないきものは まだ日本にいるのです。たぶん。」、耳をすませばの「好きなひとが、できました。」などジブリだけでも沢山、それ以外も沢山書いてるすごい人
2019年は「娘の娘が生まれた年」
それをふまえて読むと楽しいかも
そうでなくても普通に面白い
さすが言葉のプロです、無駄がない
1ページに2行のページ、1ページ15行のページ
色々あるけどどれもサクサク読めて、
なんとなく心に響いた時は視線を止めて何度も読み返して
言葉の公園を散歩してる感じ
良いなと思った言葉をメモしておこうと思う
孫の顔が見たいと盛んに言う人がいるけど、
ぼくは、そんなことはひとつも思っていなかった
なのに、こんなにおもしろい人に会えて、とてもうれしい
なにかと手を叩いてパチパチ鳴らす赤ん坊を見ていて、
ぼくは、このまま大人になれば良いなと思った。
いい人やいいことを見つけて、ちゃんと拍手をする。
いや、いい人のタネや、いいことの可能性を見つけて、
先回りして拍手するくらいでいいのではないか?
ことばをかけられるといのは、人間にとって
撫でられたり抱かれたりするのと
同じような嬉しさなのだろうと思えた
コツやテクニックみたいなものよりも
「人がちゃんと話を聞いてくれる人になる」
とかの方が大事だと思う
まず文の頭に「そういえば、おれ…」と書いてみる
つまり、これは「発見」を導き出すフレーズなのです
「1%のひらめきをささえる99%」のことは、
「努力」と言わずに、「善き習慣」と名付けたら
いいのではないか。
「死ぬ」は品詞としては動詞である
「生きる」も動詞である
書かれた文字は忘れられることや消えることはあっても、
この文字があったという事実は消えることができない。
「ほんとうに国民を信じている大統領だったので、
すべての国民に核ミサイルのスイッチを配った」
まだまだたくさんあるけどこのへんで
読む人によって響く言葉も違うと思うので気になった人は是非読んでみてください!
こどもは古くならない。 [ 糸井重里 ]
本を読んで気付いた事
・漢字を多用せず、ひらがなを使う
→漢字がちりばめられている状態になる
→漢字の意味が伝わりやすい
→伝わりやすい、読みやすい