襲撃

2021年5月2日、黒烏骨鶏のオスが1羽、食われた

 

GW2日目の朝、小屋の扉を開けに行くと白烏骨鶏の雛が1羽小屋の外に出ているではないか

「あれ?昨日入れそびれたか?」

「生き残って凄いじゃん(笑)」

ん?

はああああ!!??

「やられた」「侵入された」「狐じゃない」、そんな事が脳裏に浮かんで、とりあえず落ち込んで、

「狐だったら全羽殺られていたから不幸中の幸いだ」

「次が無いよう対策を施さねば」

小屋の周囲をざっと見て状況を確認

何をすべきか把握してから家に戻った

作業を開始したのは夕方4時、やる気が起きなかったのはきっとショックを受けたからだろう

掘られた箇所は4つ

右と奥は少し掘ってやめていた

左奥は5センチ程の隙間ができていた

左手前は10センチほどの隙間で、おそらくここから侵入している

つまり5センチの隙間からは入れず、10センチの隙間から入れるサイズの獣ということになる

イタチかタヌキか小さいハクビシンか…

猫はこんなに掘れないと思うし、もし猫なら小屋の中で堂々と食べず、もっと小型の雛を狙って、持って帰ってから食べるイメージ

というわけで対策は、

爪で引っ掻いたぐらいじゃびくともしない大きさの石で隙間を5センチ以下に埋める

まずは右側、掘った範囲も隙間も小さいので、少し掘り下げてゴロンと石を埋め込む、この後土を被せた

左奥の5センチの隙間のとこも、一度掘ってからゴロゴロと石を敷き詰めて土を被せる

もう一方も深めに掘って石を詰め込む

おらあ!掘れるもんなら掘ってみろやあ!

と八つ当たりのごとく詰め込む

 

9日後…

表側

裏側

おいおいおい、また来てんじゃねーか

今回は被害ゼロ、侵入を許さなかった

にしてもこのサイズの石を転がすの!?!?

どんだけ掘ってんだよ!

ブロック君、ブロックありがと!!

マジ危ねえ…

仕事上がりですでに夕方だが補修だ!

うおりゃーーー!!!!

裏側は手袋サイズなんて生ぬるい

長靴サイズだ!これは重いぜぇ…ヒッヒッヒ

こいつをはめ込んで転がせないようにする!

裏側の手前の方はまだ掘られてないけど、5センチ無いとは消えこっちの方が隙間が大きいし、前もって対策しておく

現在2週間経過したけど襲撃はない

黒烏骨鶏のオスの命を糧にして小屋が強固になった

ちくしょう、ウチの烏骨鶏は美味かったかこのヤロウ

羽を残して肉と内臓まるっとキレイに食べやがって

こんなにキレイに食べられたら憎めねえじゃねえか

黒烏骨鶏が苦しまずに死ねた事を祈る

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