【1日齢】烏骨鶏人工孵化
3月23日6時〜24日6時まで
卵から孵った次の日です
名前が付きました!
よく突く「つくね」、普通な「もも」、元気が無いのが「ねぎま」です!
さて、つくねとももはとても元気です
左が「もも」、右が「つくね」です
いずれ食べるので愛着がわきすぎないよう食べ物の名前にしました、私の事を見てくれている人へのアピールでもあります
私は食べる為に鶏を飼ってます!
そこんとこよろしく!
で、
問題はネギマです
常時この状態、鳴かない、目を開けない、歩けない、ほとんど動かない
こ、れ、は、や、ば、い
というわけで「ヒヨコ 立たない」で検索すると「脚が開いたまま立てないひよこが孵った際の救済方法「少しでも淘汰が減らせれば」」というのを発見
そして実行、行動が早いのは私の長所です
このままだと死ぬのは目に見えているので、出来る限りの事をします
なかなか衝撃的な絵面ですが、死んで元々の雛を助けようというのですから多少のリスクは致し方ない
ひっくり返すと足をバタつかせるし股関節が特別開いている様子もない、しかし左足が伸ばしづらそうな印象を受けました
膝の調子が悪いかもしれないので、スポンジで伸ばせるよう矯正したいと思います
スポンジを用意、硬い部分を切り取ってカッターで足を入れる場所を作ります
足の出口はあしの関節を圧迫しないよう少し面取りを入れました
足を伸ばした状態で足の裏をセロテープで固定し、粘着力の弱いテープが無かったので麻縄を緩く巻いて固定します
生後28時間が経過した朝9時から12時までの3時間、試しに実施
上体を起こせるようになり、立てませんが這わずに足を引きずるようにして歩けるようになりました
ビフォー
アフター
しかし相変わらず目を開けない、鳴かない、保温器の前でじっとしている(ケース内の温度は32〜40℃、保温器の近くは40℃以上のはず)
これはそもそも立つ元気が無いのでは?
雛を手に持って裏返すと当然足をバタつかせるんだけど、その時の蹴る力が他の個体と比べて明らかに弱い
「筋力が低い、虚弱」、そんな単語が頭に浮かびました
そしてスポンジを外したまま夕方から仕事のため出勤、その途中で気付いた
スポンジやらなきゃダメだ
生後3日間は関節が固まっていない為、このような措置ができる
つまり、足をたたんだままこの時期を過ごすと、たたまれた状態で関節が固まってしまい伸ばせなくなるのでは?
元気が無いとか筋肉が無いとかそういう問題では無く、「足を伸ばさずにいる事」が問題なのだ
しかし職場から戻れないので帰宅してすぐに行動
深夜2時に固定開始、生後45時間
ここから24時間、固定し続けます
素人の私は知らなかったんですけど、
生まれてから丸3日間飲まず食わずで平気なんです
ツイッターで多くの方にアドバイス頂いて本当に助かりました!!
ありがとうございます!!
最後まで読んで下さりありがとうございます!