【保存版】ひよこの育て方②
動画をご覧いただきありがとうございます!
こちらでは人工孵化からヒヨコが大きくなるまでを動画より詳しく解説しています!
鶏を飼っている人、飼育を検討している人の役に立てば幸いです!
目標
鶏を自然に近い形で育てる
生後2カ月以内に体重200gを目指す
雛が生まれて4日が経ちました
ここから2カ月の間、1日のルーティンは以下の通り
①朝、1日分の虫を採取
②朝の体重測定
③朝、米と草と朝の虫(ゆで卵)を与える
④出勤、帰宅
⑤夕方の体重測定
⑥夕、米と草と朝の虫(ゆで卵)を与える
⑦夜、消灯
体重を増やすことが最重要事項です
雨で虫が手に入らない日などは茹で卵を活用し、
1日1~2g増を目指しましょう
⑨孵化8日目、山のキノコをあげる
烏骨鶏はキノコをよく食べます
他の鶏は分かりませんが烏骨鶏はよく食べます
あと初見で毒を見抜きます(実体験)
不思議ですよね~
毒の定義が人間基準なので鶏には無害なキノコもあります
例えばヒトヨタケ
ヒトヨタケは毒キノコ扱いされています
アルコールの分解を阻害する成分が入っているため、お酒と一緒にヒトヨタケを食べると酷い酔い方をするからです
しかしアルコールを摂取しない鶏にとっては関係のないので無害というわけです
色々食べさせてるので良かったらコチラも見てください
キノコは疲労回復のビタミンB、骨になるリンなどが含まれています
キノコを選ぶポイントは見た目と食べやすさ!
明らかに毒々しいやつは避けましょう
食べやすさは千切りやすさです
指で潰せるもの、千切れるものを選びましょう
キノコの石突も超食べます
⑩孵化10日、外遊び
最初は数分でも構いません
最初は戸惑って動きません
しかし好奇心旺盛なのでしばらくすれば動きたい気になっています
草むらであれば小さいクモがいるので手でクモを叩いて気絶させて雛の前に置いたりしましょう
そこら中に好物(虫)がいるぞ
そう思わせれば自然と駆け回り、地面を突くようになります
外に出せば勝手に虫を食べてくれるようになります
虫がいたら地面をツンツンして教えます
「クックックッ」や「おーい」と声に出しても良いです
やがてツンツンしただけ、声をかけただけで寄ってくるようになります
食べたら優しく握ってスキンシップ
人の手では温めることはできませんが愛情を注いであげましょう
寒いとうずくまって震えだします
そうなる前に回収します
理由は体重が減るからです
無駄なカロリーを使わせない
自然孵化と人工孵化では保温に使う部分が違います
自然孵化は筋肉で保温します
しかし人工孵化は脂肪と羽で保温します
外で自然孵化した雛は氷点下の中、ブワー走って筋肉使って体温を上げ続けて、
それでも冷えるから体をブルブル震わせて体温上げて、
体温上がったらまた走り出してと、ずっと筋肉使ってます
このおかげで生後2週間もすればマイナス10℃でも全然平気
母鶏に温めてもらわなくても生きられるようになります
逆に温めてもらわないと生きられない雛は死にます…
自然界は死ななかったやつだけが生きている世界なのです
↓12月の様子、人工孵化雛なら死んでしまう寒さでも自然孵化雛は元気いっぱい
動き回れない夜は母鶏と一緒ですけどね!
自然孵化した雛を持つとゴムのような弾性をもつ肉体になります
バインバインって感じ
常にすごい速さで小刻みに震えてて、
熱くて、ずっしり中身が詰まってます
対して人工孵化の雛は
ふわふわ
筋肉は使わないと衰えるんです
外で動いて少し筋肉がついてもケージの中で過ごせば無くなります
動いた分のカロリーが無駄になるだけ
でも大丈夫!
大きくなって羽が生え変われば自然と外で過ごせるようになります!
今は沢山食べて大きくなってもらいましょう!
体重は毎日量りましょう!
⑪水路でミミズを調達
タンパク質が沢山欲しい!
もし水路が近くにあれば、水路にへばり付いてる雑草を引っこ抜いてみてください
根の部分にミミズがいるかもしれません
水路に網を置けば枯葉などと一緒に流れてきたミミズを捕獲する事が出来ます
⑫孵化60日、鶏小屋へ
順調に育てば30日で100g弱
60日で200gを超えます
そしたら外の小屋に入れても大丈夫!
以上で動画の解説を終わります!
質問などありましたらYoutubeのコメントの方へお願いします!
人工孵化と自然孵化の根本的な違いなど、長すぎて解説しきれなかった部分は別記事にまとめますので今しばらくお待ちください。
→補足:ひよこの育て方の解説の解説(作成中)
最後までご覧いただきありがとうございました!