死んだ鹿を捌いて食べる | 高卒リーマン田舎暮らし

死んだ鹿を捌いて食べる

狩猟2頭目も鹿でした

1頭目はコチラ

朝6時の段階で死んでました

今回は獣の通り道となっている斜面に仕掛けまして、見込み通りかかったのは良いのですが、暴れまくって足がこんがらがって、頭が下の状態で長時間放置されたため死亡したものと思われます

斜面は死にやすい

勉強になりました

死んで欲しくないので今後は斜面に仕掛けないようにします

目は潤っていて、遠くを見つめているよう

生きているように見えたので棒で突いて反応を見た

身体は温かかった

本当にさっき息絶えたように思えた

足がめちゃくちゃ

骨が見えている

本当に申し訳ない

一応、動脈を切ってみた

血は出なかった

放血する前に心肺停止した動物の肉は基本的に食べない

食中毒の危険性がグッと上がるからです

全身にめぐった血が留まる事で、血に含まれる細菌、寄生虫が徐々に周囲の肉に移動し始める

血が多く含まれた肉は臭みも出てくる

しかし命を無駄にしたくなかった

なので食べることにしました

一刻も早く内臓を摘出する必要がある

こんがらがったワナがほどけないので、斧で足を切断した

近くの広い所にブルーシートを広げて中抜き作業を始める

今回は「ハラを開きすぎず」「肛門をくりぬいて」内臓を摘出する

包丁を研いでいなかったのが悔やまれる

滅茶苦茶切りづらかった

横隔膜の上までハラを切り開かないと食道まで手が届かない事を知った

横隔膜の下までしか開かないとハツなどがある上の方まで手がいかない

湯気がもうもうと立ち登る

1頭目と同様、中はとても温かかった

軽トラに乗せ、川に運んで沈める

斜面は滑り落とした

何となく出血量が多い気がする

これで血が抜けてくれると良いんだけど…


翌日

首をくくって「4倍力システム」で吊り上げる

めちゃくちゃ簡単に吊り上がりました!

首から皮を剥いでいく

マダニもおりました

放血できなかった影響か、足の血管に血が詰まっていた

皮剥ぎ終了、作業時間は2時間弱

とーーーーってもキレイに剥げた

前回はブルーシートの上で捌いたのでだいぶ汚れてしまった

更に解体作業すること2時間

なかなかすごい絵面だ

なんも知らん人が見たらなにかの儀式と思うのではないか?

今回のお肉は以下の通り
①食べるお肉10キロ(背ロースとか)
②食べるお肉12キロ(後ろ足)
③ちょっと汚れた食べるお肉2キロくらい
(バラ肉とか)
④食べられない肉とか蹄とか
⑤毛皮
⑥頭から尻尾まで

前回と比べて食べられないお肉がかなり少ない!

理由は吊って解体したことで汚れないから!

前回の反省点、「価値を下げずに頂く」を実践できたのではないかと思います!

①③は真空パックして普通に食べる

②はジャーキーにしました

ジャーキーの作り方

④とレバーは箱わなのエサに

昨年、ウチの鶏を食べたイタチを狙いたいのですが捨て猫がかかってしまいました

ご近所さんが世話してる野良猫かと思ったのですぐに逃がしてしまったけど実は新しい捨て猫でした

次にかかったら市に引き取ってもらいます

⑤毛皮はなめす予定です

⑥は鶏の餌に

頭が付いてるからか最初はすごく警戒してましたが5分ほどで慣れて食べ始めました

ちなみに1頭目の骨付き肉はキレイに食べました

あとハツとマメは焼肉丼に

モツはモツ煮に

他の内臓は埋めてワナを仕掛けて猪を狙う

今後も「捨てる所ゼロ」を目指して頑張って生きたいと思います

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最後まで読んで下さってありがとうございます!

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