桶谷式に行ってみた【1回目】
「母乳が出るなら母乳育児をしたい」
という訳で生後2か月半にして桶谷式の相談室に行ってきましたのでその記録を残して行きたいと思います
桶谷式に行こうと決心するまでの経緯や理由は別に書こうと思います
ここでは金額と内容を主に記します
行った相談室はコチラ
→SORA母乳育児相談室
山梨に桶谷式はここしかありません(2020年10月現在)
持ち物はフェイスタオル2枚、その他赤ちゃん用品
金額
5000円でした
料金は初診5000円、2回目以降3500円が基本のようです
訪問対応もしているようで、その場合交通費が別途40円/kmかかるようです
相談室の様子
白を基調とした新しめの戸建て、その1階部分が相談室になっています
完全予約制で一組ずつが基本のようです
中は8畳ほどのスペースでセミダブル?の木製ベッドが1つ、床はフローリング、壁は漆喰、天井も白
シンプルな作りで暖かく優しい雰囲気
先生は物腰の柔らかい女性の方(そもそも日本では女性しか助産師になれない。助産師さんが授業料を払って「桶谷式」を学んで、修了した者だけが桶谷式を名乗れる)
当日の流れ
①オムツ交換と体重測定
ついてすぐオムツ交換、オムツ一丁で体重測定(オムツの重さは補正)
②先生から質問
【妻について】
・過去に病気や手術をした事があるか
・妊娠中の様子(ウチは逆子で帝王切開だった為そのへんの事を聞かれた)
・生理は来たか
→1回それっぽいのが来た
・食欲はあるか
→ある
・授乳はどんな感じであげているか
→3時間おき、1日7~8回、母乳→ミルク100㏄の順だが母乳はほとんど出ていない
【赤ちゃんについて】
・おしっことウンチは1日何回ずつ出るか
→おしっこは授乳の時してるので7~8回、ウンチは1日1回、最近は1日半に1回
・目ヤニとか湿疹はでるか
→ほとんどない
・吐くことはあるか
→たまに胃液を吐く、ミルク飲んですぐ吐くとかはない
・病気はあるか
→ない
③乳房のマッサージ
ベット近くのIHコンロにお湯を入れた金属製のたらいをセット(保温)
先生は薄手のゴム手袋を装着
妻はベットで横になり胸に温めた濡れタオルをかけてマッサージ開始
(ちなみに妻曰く、タオルの温度は「温かくて気持ちいい」らしい)
しばらくマッサージすると母乳が出始める(すげえ)
私「生まれてすぐからこのマッサージをしておけばドンドン出が良くなるんですか?」
先生「入院中に一回できたらベストなんですけど、中々このマッサージをするところは無いので」
「あとは赤ちゃんが吸ってくれるのが一番なので、出来るだけ赤ちゃんにいっぱい吸ってもらって刺激を加えて、常に空の状態にしておげると出やすくなります」
なるほど!
ここでのやり取りは長いので最後にまとめますが、タメになる知識が満載です!
ぜひ読んでみてください!
④赤ちゃんに母乳を飲ませる&質問タイム
服を着たまま体重測定→母乳→再測定
マッサージ終了が11:40頃、12時にミルクなので少し早いけど飲ませてみる
しかし赤ちゃんが眠たいモードの為、母乳は断念
実のところ1つ前のミルクが遅かった、朝9時のミルクを9:30くらいにあげたのでその関係もありそう、しかも腹いっぱい100cc飲んでるし
⑤終わり、お会計
ハーブティーのサンプルとタオルを頂きました
お会計は5000円、現金払い
相談の結果
おっぱいや抱き方等に問題はない
粉ミルクの量を100→80に減らして1週間様子をみる
相談してみた感想
良かった
知らない事をたくさん知れたし、妻も漠然とした不安を解消できたようだ
今はほとんど母乳が出ていない
粉ミルク代が月9000円くらいかかっているので、もし、初期からマッサージしてもらって2万かかったとしても2か月ちょっとで元が取れる計算だ
もし二人目が出来たら入院の段階で一度お願いしたい
産後1カ月目は大変な時期だけどなんとか時間を見つけて早いうちからマッサージをしてみたい
→なぜ桶谷式を受けようと思ったか(執筆中)
先生から学んだ事!
・産後3カ月経つと母乳はほぼ増えない
・保護器を使うと母乳の分泌が弱くなる
赤ちゃんの飲み方が浅くなるとか、
唇が肌に触れない事が原因
・母乳が作られている感覚が存在する
湧いてくるような、
ギューッという感じがするらしい
その感覚がした後に赤ちゃんはゴクンゴクン飲むらしい
・入院中に桶谷式マッサージを受けるのがベスト
産まれてすぐに飲ませられる状態を整えておく
あとは赤ちゃんが吸って刺激を加えて、
常に空の状態にしておけば出やすくなる
・噛みつくと母乳が出なくなる
・一番出やすい時間帯は深夜2~3時
ホルモンの影響
・一番出にくい時間帯は15時~19時くらい
体のバランスに陰と陽があって、1日の流れで良い時と悪い時がある
・母乳が一番増えるのは産後1~2か月
2~3カ月は増える量が減って、半年以降は増えない
・増えなくなったらどれだけキープするかが大事
混合でミルクを飲ませすぎちゃって母乳を飲ませる機会が減ると分泌量もどんどん減っていく
・マッサージは先生に任せる
割と単純な動きなので真似できるのではと思って「家でもやった方が良いですか?」と聞いてみたところ、変にやっちゃうと張りすぎたり痛みの原因になるとのこと!絶対やめましょう!
・乳は何回吸わせても良い
母乳をあげた後、少なめに(20くらい減らす)ミルクをあげて「足りない」状態にして、再度母乳をあげるものアリ!◎
・マッサージの内容は
①基底部をほぐして循環を良くする
②残乳処理
③乳首の形を整える
・残乳処理しないと母乳の味が落ちる
長いので先生の言葉をそのまま活用
「常に血液って流れているじゃないですか、母乳は元々血液からできているので心臓が動いている限り微々たるものですけど作られているんですね、そうすると段々溜まっていきます」
「細胞と細胞の間で電気が循環する(電気信号?)じゃないですか、溜まってると母乳に電気が含まれるのでちょっと味が落ちるんですよ」
「そこでいて3時間なら全然平気なんですけど、(胸の中で)飲まれにくい所もあったりするのでそういう溜まりがある所は味があんまり美味しくなくなってくるので、飲みたくない赤ちゃんも稀にいるんですね」
「そうするとドンドン飲み残しが増えていって残乳が溜まっていっちゃうので、そういうのを流して出してあげるとまた美味しいおっぱいが繰り返し出るようになるので、そういうケアなんかもさせてもらってます」
・母乳は片方5分ずつ吸えばOK
赤ちゃん疲れるし、5分くらいでひと湧き飲み切っちゃう
もし足りなそうなら、もう一回戻って3~5分ずつ飲ませてみる
・飲む量が足りなければ赤ちゃんのおしっこが減る
ずっしりしてるオムツが軽くなる
今回は以上です!
めちゃくちゃ知らない事だらけじゃなかったですか!?
女性の方は知ってるかも…でも男は知らない事ばっかだよね!
次回もタメになる内容をお届けしますのでよろしくです!
最後まで読んで下さりありがとうございます!