じぃじ、ばぁばのための孫育ての教科書:井上淳子
【なぜ読もうと思ったか】
祖父母となった人の考え方を知りたかった。
割と近くに妻の実家があり、ちょくちょく遊びに行くので境遇が似てると思った。
【どんな本か】
2011年の本
おばあちゃんになった井上淳子さん目線の本
子育て経験者が孫を育てた、その経験と知識が詰まった本
孫の世話を通じて感じることは、その子のためにもっとしてやれることや、逆にしてはいけない事があるという事です。
この本ではじぃじ、ばぁばによる「孫育て」の重要性をいろいろな角度から見ていきたいと思います
【中古】じぃじ、ばぁばのための孫育ての教科書 / 井上淳子(1946−)
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【メモ】
第一章、祖父母と若夫婦
現代の若い男性、若い女性はこんな感じだよ
自分たち祖父母世代と娘夫婦たち今の世代はこんな違いがある
「最近の若者は楽してお金を稼ぎたい」…当てはまってる(笑)
第3章、じぃじ、ばぁばとしての役割
「自転車に初めて乗るとき、最初はしっかり支えて、徐々に放していく。そのうち一人で乗れるようになる。子育ても同様に、最終的にパパママが自分で自信をもって子育てできるようになることがばぁばの望むところです。」
こういう考えって素晴らしい
それをふまえてどうするか
産前と産後の事が書かれてますが、特に妊娠中の事がよく書かれてます
初めて妊婦になった娘の不安を取り除く方法だったり、おなかの赤ちゃんを無事に育てるフォローの仕方だったり
第4章、ばぁばとしての基本的な心得
ヤングママへの手助けと報酬、孫の世話と報酬
どれくらい距離を持つべきか
孫への接し方は基本的にパパママの逆を取る
家でよく叱られてるなら優しく接する
甘やかされてるなら厳しめに接する
なので教育方針はパパママを尊重すべきだが、同じ方針を取らない方が良い
第6章、気になる孫の行動
(両方の祖母から「言葉の発達が遅い気がする」と言われている私と妻としては一番気になる章でした)
孫の発達が気になる
発達が良いことも悪いことも気になる、気になってしまう
言葉数が少ない原因はいくつかある
①ママの口数がもともと少ない
→言葉の発達はゆっくりになる
②孫の欲求を満たしてしまっている
→うなずくだけで事足りていると
言葉は発達しづらい
ではどうするか?
・孫が意思表示するまで待つ
しゃべりすぎない
過干渉、過保護を避ける
・声を出して一緒に絵本を読む
読み聞かせるだけでなく「これはなに?」「ワンワンだよ」など問いかけたりする
あとは孫との遊び方、遊ぶ時の注意点など
第9章、パパに育児意欲を
パパの育児意欲をつぶさない
実家に長く滞在しない
出産に立ち会う
【学んだ事】
パパママと祖父母は役割が違う
パパママは夫婦と子供の事を考えて行動する
祖父母はパパママと孫の事を考えて行動する
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