狩猟免許を取ることにしました
数年前、後輩に勧められて見始めたカメ五郎さんの動画が私の人生に「狩猟」という選択肢を与えてくれました
当時は「鹿肉美味しそう」くらいにしか思ってませんでしたが、こうして田舎の一軒家を買って住んでご近所さんから鹿肉を頂いたり、菜園が鹿に襲われたりして
「狩猟免許欲しいな」
と強く思うようになり
取ることにしました
「欲しい」と「必要」がそろいました
自然養鶏の知り合いで狩猟をやってる人の話と近所の猟師さんと自分のしたい事をまとめた結果、罠と第一種銃猟の両方を取ります
私の目的はお肉!
銃で仕留めると食べられる部分が減る
皮膚が不潔で、その皮膚を銃弾が内部まで引きずり込むので撃った部分は食べられないらしい
カメ五郎さんも罠の人だし罠だけ、と考えていたけど罠にイノシシがかかっていたら大変だし(カメ五郎さんも超苦戦してたし、くくり罠が抜けかけててあわや大惨事だった)
山で熊に出くわしたらどうすんだ
ということで、身の安全の為に銃も取ることにしました
基本はくくり罠で捕獲してナイフでドメ差し
いざという時には銃も使える
罠だけよりも安心して狩猟を行うことができる、要するに銃は保険ですね
免許以外に銃やロッカー、その他申請、弾代、保険料と色々かかるけど命には変えられないし
鹿を狩ると1頭1万5千円が支給される
あと村にも費用の一部を負担して貰うつもり
自然養鶏のしてる猟師さんは保険料と猟友会の費用を住んでる村に負担してもらってるらしい、というかそういうところは多いらしい
鹿やイノシシを狩れば村の被害が減るし、狩猟する側は命がけでやるわけだから「村が漁師を支援するのは必然」という考えだ
なるほど
逆に命がけでやらないなら人に狩られる鹿やイノシシに失礼だし、殺るからには殺られる覚悟も持てよ?って事なのかもしれない
ちなみに山梨は害獣駆除の報奨金?が高いようだ
鹿は15000円、イノシシは20000円、猿は25000円だ
このあたりは鹿もイノシシも猿も熊も、ハクビシンも狸もイタチも出るから、初期投資や維持費を報奨金で賄えれば肉がタダで手に入ることになる
鹿の角や皮もちゃんと処理すれば売る事ができるはずだし
食べきれないお肉をご近所さんに配れば農産物や他の食べ物になって返ってくる
燻製もし放題
山歩きや解体は良い運動になるだろうし脳トレにもなる
昨年生まれた我が子に添加物の無い肉を食べさせる事もできる
そんなわけで狩猟免許を取ります
アイキャッチは中国風大根の漬物と猪肉ベーコンの炒めものです