人気CFサイト【Motion Gallery】の紹介
今回はクラウドファンディングサイト「Motion Gallery」についてお話していきたいと思います。
「アートならMotion Gallery」
そう言われる所以とは。
Motion Galleryとは
累積調達額20億円以上、最高調達額4000万円、手数料国内最安値を誇る購入型クラウドファンディングサイトです。
「人間は誰でも芸術家である。」この格言は、ヨーゼフ・ボイスという一人の芸術家の活動から広がりました。 みんなの思いや活動を形にし、創造的な社会を作り上げる活動全てがアートであるという彼のビジョンを具体化する、クラウドファンディングプラットフォーム。それがMotionGalleryです。 引用:Motion Galleryの仕組み
運営責任者である大高健志(おおたか たけし)さんは東京藝術大学大学院に進学後、外資系コンサルタントファームへ入社。その後、2011年にMotionGalleryを立ち上げました。
学生の時にクリエイティブと資金のより良い関係性の構築の必要性を感じたことがきっかけになったそうです。
Motion Galleryの強み
「他には無いプレゼンター(企画者)に配慮した仕組み」
これこそがMotionGalleryの強みだと思います。
以前ご紹介した「購入型クラウドファンディングサイトのメリット・デメリット」については全てのサイトに当てはまるので今回は省かせて頂きます。
①国内最安値の手数料!!
手数料10%(プラットフォーム手数料5%+決済代行手数料5%)は国内最安値。「一円でも多くのお金をプレゼンターに渡したい!」という思いが伝わってきますね。
更に東京都から手数料10%の半分を補助してもらう事も可能です。詳しくはこちら。
ただし資金調達方式「All in」を利用し、且つ「目標金額に到達しなかった」場合は手数料が20%となります。
②資金集めの方式を2種類採用!
「All or Nothing」と「All in」です。資金調達の方式にて詳しく説明します。
やりたいことがあるけどお金が無い!
もっとお金があれば良いのが作れるのに!
求める人がいるなら是非チャレンジしたい!
そんなクリエイターの強い味方です。
③国内大手企業、海外CFサイトと業務提携!
松竹ブロードキャスティングやENBUゼミナールといった国内大手企業と提携。協賛企業にて詳しく紹介します。
またアメリカのクラウドファンディングサイト「Indiegogo」とも連携している為、日米同時にクラウドファンディングを行うことが可能!
④タグが細かい!
こちらは支援者視点ですね。
「海外で活躍する日本人」「日常に新しい視点をもたらす」「ユニークなリターン」など、きっとあなたが支援したいと思えるプロジェクトを見つけることが出来ます。
掲載できるプロジェクト
「プロジェクトである」こと、「ブレークスルーを起こそうとしている」ことの2点が揃っている必要が有ります。 「プロジェクトである」ことの定義
- 1.プロジェクト始まりと終わりを明確に定義出来る事。
- 2.責任者が明確で有る事 。
(プロジェクトが完遂される/されないに関わらず、その責任の所在が明確でなければ、その結果に対してコレクターの納得を得られません。) 「ブレークスルーを起こそうとしている」ことの定義 MotionGallery は、この場に展示されるプロジェクトの実現によって社会をよりフラットで創造的にする事を目指しています。その為、何らかの形で社会に利益を還元しようとする意志の有無が2つ目の基準になります。
- 1.社会へのブレークスルーのビジョンを示せる
- 2.構想の時点で内輪ウケに留まっていない
引用:よくある質問 どんなプロジェクトがMotionGalleryでクラウドファンディング出来るのか
上記の条件を満たした上で下記のようなジャンル分けがされています。
・映画 ・アート ・写真 ・音楽 ・アニメ ・ゲーム ・コミュニティ ・プロダクト ・演劇
・ダンス ・本 ・テクノロジー ・パフォーマンス ・スポーツ ・フード ・ジャーナリズム
逆に掲載できないプロジェクトは?
カテゴリーに当てはまらない、プロジェクトのスタートとゴールが不明瞭など、我々のガイドラインに沿わないものや、完全な寄付を求めるチャリティー活動、投融資でお金を調達したいと考えるプロジェクトなどは、掲載いただけません。 引用:FAQ 掲載できないプロジェクトはありますか?
との事でした。
過去の実例
以前ご紹介した映画「カメラを止めるな!」以外にも本当に沢山のプロジェクトが成立しています。
・ゲーム「GROW復活プロジェクト」
・アート「縄師 神凪&神楽10周年記念!緊縛写真集制作プロジェクト」
・フード「良質な純国産桜肉を腹いっぱい食べるプロジェクト」
・ジャーナリズム「福島第一原発のいまを調査して世界に伝えたい! 」
・演劇、ダンス「笑の内閣「ツレがウヨになりまして」ソウル公演」
・スポーツ「映画館跡地をスカッシュコートに作り替えて街中の活性化」
・本「写真集を製本して多くの人に見てもらい、偉業を後世に伝えたい!」
資金調達の方式
2種類の調達方式を採用しています。
①「All or Nothing」「コンセプト・ファンディング」…募集期間最長60日
昔からある手法で目標金額に到達したら「成立」、到達しなければ「不成立」です。
不成立の場合、募集したお金は全て支援者の元に返金されます。企画者が設定したリターンも発生しません。
まだアイデア段階のプロジェクトや活動の本格化を控えているプロジェクトなどに適した方式です。
「市場がどれだけ欲しているのかの確認」や「目標金額集まるなら始めてみたい」といった事が可能です。
②「All in」「プロダクション・ファンディング」…募集期間最長120日
新しい方式で、目標金額に到達しなくてもファンディングが実行されます。(資金は企画者の元へ、支援者はリターンを受け取れる)
既に実行段階に進んでいるプロジェクトや過去に実施実績が有るプロジェクトなどに適した方式で、スケールアップやクオリティアップを図る為の資金調達によく利用されます。
※ただし資金調達方式「All in」を利用し、且つ「目標金額に到達しなかった」場合は手数料が20%となります。
手数料
Motion Galleryの強みにて既に紹介しました。
手数料は国内最安値の10%(プラットフォーム手数料5%+決済代行手数料5%)。
消費税は別。
東京都に手数料の半分を補助してもらう制度を利用可能。詳しくはこちら。
※ただし資金調達方式「All in」を利用し、且つ「目標金額に到達しなかった」場合は手数料が20%となります。
協賛企業
下記のリストはMotionGalleryのクラウドファンディング・パートナーです。
・「独立映画鍋」
独立映画関連のイベント企画、情報提供、クラウドファンディング等。
・「東京国際映画祭」
1985年から開催されている由緒ある映画祭。
・「ENBUゼミナール」
俳優・映画監督を目指す方のための養成スクール。
・「FootPrints」
2011年から運営を続ける国内のゲストハウス紹介サイト。
・「東京都資金調達支援事業」
東京都は創業や新製品の開発等への挑戦を促進する為、資金調達支援を行います。
・「映画.com」
総合映画情報サイト。新しい才能・映画を支援。
・「CO2」
関西圏で俳優や映画スタッフを志望する人々に実践ワークショップや製作参加の機会を斡旋。
松竹グループの衛星放送事業会社。松竹制作の映画作品に多く出資。
まとめ
「アートならMotion Gallery」、その所以を私はお伝えできたでしょうか。
全てはクリエイターの為に。
クラウドファンディングは素晴らしい文化です。
この文化をより多くの人に理解してもらえたら幸いです。