狩猟免許の試験対策とコツと勉強法 | 高卒リーマン田舎暮らし

狩猟免許の試験対策とコツと勉強法

①銃の所持許可の初心者講習

警察で申し込んだ時に貰える冊子を一度読む

最後の方にある「事故事例」は生々しくて読み応えがある

有効期限は3年

 

②狩猟免許試験の初心者講習

これは受けるだけでテストも無い

座学はほぼ意味無い、後で例題集を解けば筆記試験は問題ない

しかし試験前に罠や銃を実際に見て触れるのはこの時だけなので疑問に思ったことは全て聞くべき

・箱落としという罠のストッパー「さん」はどういう物か
・くくり罠のストッパーとは何か
・イタチ用のくくり罠のストッパーは何か
・銃の分解方法
・先台の外し方
・組み立て方、コツ(水平2連は組み立て時に引き金を引きながら組み付けるなど)
・集団行動の時、弾はポケットに入れるだけで一切使わない
・くくり罠の架設はよく聞いてよく見て一発で覚える
 最初に「安全ピンよし」
 爪楊枝(なんで爪楊枝を使うのかとか考えない)
 バネは思いっきり、最後まで圧縮して固定
 タグを動かす
 安全ピンを抜いて「安全ピンよし」
 「架設できました」
 「動作させてください」と言われたら棒で突く
 もし他の事を言われたら安全ピンの抜き忘れやタグの動かし忘れなどが考えられるので手順を再確認
 ※言われて直したら10点減点、直さず動かそうとして上手く動作しなかったら20点減点
・目測は何メートルの何択か頭に叩き込む
 第一種は10、30、50、300の4択
 第二種は10、30、300の3択
 ※実際の試験で外に出た時、扉から試験を受ける場所まで何歩で何メートルか測ってみるのも有効だと思った。緊張するとミスが起きやすい。目測の立ち位置に立ったとき「出入り口の扉までは〇〇mだな」とわかっていれば30か50でも迷いにくいかもしれない

講師は基本お爺ちゃんで言い忘れも言い間違いも多いし行動もグダグダなので、自分がしっかりして聞きたいことは聞いていかないと初心者講習を活かしきれないと思う

 

③狩猟免許試験

・筆記試験対策
 →答えを隠しながら例題を一回解く(4時間)
 ・狩猟鳥の中で海カモは4種類のみ
  クロガモ、スズガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ
  「クロスズジロジロ」と覚えた
 ・タイワンリスは昼間に活動する
 ・陸カモは上に、海カモは斜めに水上から飛び立つ
 ・アナグマはイタチ科、ヒグマはクマ科
 ・カモシカはウシ科、ニホンジカはシカ科
 ・タヌキとキツネはイヌ科
 ・数字の選択で迷ったら真ん中

 

・鳥獣判別対策
下記の音源を作ってひたすら聴きまくる
試験直前は回答方式に慣れるために
「獲れます、〇〇」をひたすら繰り返す

「狩猟鳥獣」
黄色い嘴マガモ
先が黄色いカルガモ
顔が緑のヨシガモ
赤緑コガモ
尾が長いオナガガモ
顔が赤いヒドリガモ
嘴平たいハシビロガモ
目も顔も赤いホシハジロ
緑と白のスズガモ
髪がシュッとキンクロハジロ
真っ黒クロガモ
細身のゴイサギ
額が赤いバン
田んぼのタシギ
ずんぐりヤマシギ
黄色白黒カワウ
黄色い鱗エゾライチョウ
5色のコジュケイ
赤ヤマドリ
キジ
首にしましまキジバト
赤いニュウナイスズメ
紫ヒヨドリ
普通のスズメ
たくさんムクドリ
根元が白いミヤマガラス
嘴太いハシブトガラス
ハシボソガラス
ノウサギユキウサギ
しましまシマリス
細いタイワンリス
ネズミみたいなヌートリア
ヒグマ
イノシシ
ツキノワグマ
ニホンジカ
たぬき
キツネ
アライグマ
細いイタチとゴツいテン
写真はミンク
爪はアナグマ
白いラインのハクビシン

「非狩猟鳥獣」
真っ赤なヒクイナ
魚ササゴイ
どこ見てヨシゴイ
何これオシドリ
黄色いトモエガモ
ほっぺがホオジロガモ
ウルフウミアイサ
首がマガン
額が白いオオバン
鱗の小鳥ツグミちゃん
紫オナガ
頭ごま塩カケス
これが百舌モズ
頭が立派なカシラダカ
みんな老け顔カワラヒラ
背中が緑のアオバト
白黒ホホジロ
ふんわり尻尾のニホンリス
目が大きなモモンガ
体の大きなムササビ
イタチのメスは取っちゃダメ
ねぎまオコジョ
ニホンザル
怖いよカモシカ

これに載ってないのがドバト、チョウセンイタチ、ノネコ、ノイヌ

ドバトは公園にいる灰色の普通の鳩、公園とか横浜にくっそいる人をあんま恐れないあいつ、ポッポーポッポッポー

チョウセンイタチはミンクに似てる、違うのは鼻筋?あたりが黒っぽい

ノネコとノイヌは山林で野生化した犬猫で、野良犬野良猫とは違うのがポイント

※ミンクは写真じゃなくて絵で出やがった

キジバトの首のシマシマは筆記試験でもたまに出るらしい

実際の鳥獣判別試験では
自分のペースを乱さない
緊張しない
効率的に回答する
為に以下の事を実践した

前回の反省点と改善点
・回答方式に慣れてなかった
 →「獲れます〇〇」を試験直前まで繰り返し発声し
 頭と口に型を叩き込む
・場の空気に飲まれて緊張した、ペースを作れなかった
 →待ち時間のどうでもいい試験官の言葉はガン無視
 耳をふさいでひたすら暗唱を繰り返す
 部屋に入ってからは常に「とれま」を口ずさむ
・動き始めが遅い
 →「獲れま」と繰り返す、口の動きを止めない
 獲れないならそのまま「獲れません」
 狩猟動物ならそのまま「獲れます」と
 何も考えずに反射で答える
 その後じっくり動物名を言えばいい

1回目の銃の鳥獣判別でグダグダだった反省を活かし、翌日の罠の鳥獣判別ではスムーズに答えられた

※罠でもミンクが出てきた

 

・その他の試験、銃の取り扱い、罠の架設、目測、罠の判別

これは初心者講習の注意点を思い出す

銃の取り扱いについてはとにかく「実包なし、異物なし」を繰り返す

確認は何度やっても減点はされないし、制限時間は超長いのであってないようなもの(普通にやって1分で終わることに対して5分とか)、じっくり確実にやる

あとは声出し

分解が終わったら「分解終わりました」、装填が終わったら「装填が完了しました」

試験官がなんて言ったかをよく聞く

「何を」してくださいと言ったか

その通りのことを実行して言葉に出すだけ

・適性試験

これは視力と聴力と体を動かすだけ

持ち物に上履きってあるけど走ったりしないからスリッパでもオッケー

視力は銃は両目と片目ずつ、罠は両目だけ

聴力は腰の後ろに手を回してグーの状態で後ろを向いて、防犯ブザー(超音でかい)がなってる時間手を開くだけ

あとは手を前に出してスムーズに手を広げたり閉じたりできるかと、屈伸を2回

以上!

これから狩猟免許を取ろうという人が取れる事と、取ったあとの狩猟で怪我をしないことを願っています

「銃は人を殺すために開発された道具である」

「殺るからには殺られる覚悟を持つ」

「安全装置をしていても銃は撃てる」

注意点は沢山あるし変化していくので、常に勉学を怠らず狩猟に励みたい

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